塔のある世界
- 2,000 JPY
A5/248P/小説・二段組 塔のある世界シリーズ三部作、再録本。 その世界には塔があった。 いつからあるのか。 何故建てられたのか。 塔の内部に保管された大量の読めない本たち。 これは塔にまつわる物語。 「終末のprologue」 終わりゆく世界で生きる者たちの物語。 少年セウが塔の地下で出会ったのは見知らぬ謎の少女。 セウは塔の管理人であるという少女ノアを、終わりへ向かう世界に、精一杯生きる人たちの世界に連れ出す。 「空彼方、翔け行く君は」 それは空を目指す少年の物語。 いつか人が空を飛ぶ時代が来ると。 亡き父の言葉。 いつかあの塔のてっぺんに連れて行ってよ。 少女との約束。 そして少年は人が空を飛ぶ時代を目指す。 必ず人は空を飛べると信じて作り続ける。 空を飛ぶための機械、飛行機械を。 「記憶と記録と存在証明」 それはその存在を覚えていてほしい者の物語。 世界はタルタロス現象という大地が消失する謎の現象に見舞われていた。 その原因を調査する部隊にチェロとテラは所属していた。 二人は調査のため塔のある町へとやってくる。 そこで出会ったのは塔の町に住む姉妹、姉エルデと妹ヒメル。 塔の町に着いて起きたチェロの異変、姉に何一つ本心を話さないヒメル、そして全てに繋がるのは塔。 そして終末へと世界は一歩踏み出す。 サンプルはこちら https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12946429 「終末のprologue」のみ、「小説家になろう」様に全文公開しました。 ncode.syosetu.com/n6105gy/