震える背中
- 500 JPY
一般文芸の短編小説集 1)「震える背中」 戦争小説 日露戦争、203高地にて。戦場ですすり泣きの声を聞く。 左腕を失くした冷血な福本軍曹と、朝田伍長との心の交流の物語。 2)「すーの声」 ホラー小説 床下から『すー』の声が聞こえる。 床下に住む『すー』という関西弁の化物と、私の交流。 3)「秋生さんの靴」 ヒューマン小説 七歳上の姉が不幸な事故で死んでしまった。 姉が死んでから、義兄である秋生(あきお)さんはすこしだけおかしくなった。 姉の靴を探し続ける秋生さんと、義弟との交流。 4)「カナ子の遠吠え」 青春小説 ――夜な夜な、カナ子は遠吠えがとまらない。 生きづらい女の子が遠吠えをするお話。 5)「四季と食べる ―春―」 ごはん小説 四季たちと食べる、おいしいご飯のものがたり。 擬人化した四季たちを食事でもてなすお話。