【ファウバル】小譚詩
- 600 JPY
ファウバル/新書判/64頁 ファウバルの掌編、短編を集めた本です。 「終わりの始まり」 最後は死んでしまうと分かっていながら旅をする魔術師と、目的を果たすまでの間の連れとして召喚された悪魔。旅を続けるうちにあるじの変化に気付いた悪魔は報われない恋をする。そして魔術師もまた。 「ひどいヒト」 魔術師が森で拾った赤ん坊は悪魔だった。急成長をしていく悪魔を周囲に隠しながら育てていたが、ついにその存在が露呈してしまう。ふたりでひっそりと暮らしていく中、青年の姿から変わることのない悪魔を置いて、魔術師はひとり老いていく。 「未来予想図(仮)」 大人になったら契約しよう。幼い頃に魔術師と悪魔は将来を誓った。ところが人間と悪魔とでは成長の速度が違うため、悪魔は先に大人の姿となってしまった。早く大人になりたいと嘆く魔術師を幼馴染の悪魔が優しくなだめる。 他「天国には憧れない」「記憶の残照」「希望の話をしよう」 捏造設定でほぼ死ネタ、あまりすっきりしない話ばかりですのでご注意くださいまし。 6本中バッドエンド4、ハッピーエンド2となってます。 話は繋がっていたりそうでなかったり。 サンプル http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7532786 2016/12/25 恋は絶好ちょうなんダ!2 発行
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