ミニコミ誌「漫画の手帖」さんに寄稿した4編+書き下ろしの表題作「ヒメコブシ」を含む短編集42ページ。 ●卒業式も終わり部室引継ぎ帰りの文芸部員の木萩と茜。 二人の進路は明暗に分かれていたが、いつも通り買い食いにおしゃべりと楽しく下校する。そこにかつての木萩のBFがあらわれ二人の友情はどうなっちゃう?!…「ヒメコブシ」 ●215年ぶりの大満月の夜、復活した吸血鬼のガーネットお嬢様は西の夜の王女として変わり果てた街を郎党と共に生き血を求めて練り歩く…「夜を歩く」 ●小梅と薫の二人は春の心地よい陽気の中、川辺の堤を散策する内に夢の中へと迷い込む…「そぞろの野」 ●メガドラ中毒な姉と弟は今日も急いで家路につくが、帰ってみるとそこには母の底意地の悪い邪悪な陰謀が待ち受けていた！…「昼下がりネスティング」 ●急な夕立に追われ雨宿りした地蔵堂。パンツまでびしょ濡れになってしまった主人公は人目を気にしつつ下着に手をかけるが…?!　「雨やどり」 といった内容になっています。コミティア115等で頒布しました。