
技術書典5で頒布した新刊「GOで全ウェブサイトCLI化計画」のダウンロード版です。 技術同人誌(PDF) / 40ページ / ¥500
情報社会をCLIで泳げ。
現代に生きる私たちは毎日、数多のウェブサイトを駆使しながら生きています。 銀行の残高確認、新幹線の予約、新刊情報のチェック、etc...。 しかし一日の2/3をターミナルの中で過ごすとされているソフトウェアエンジニア[要出典]なら、CLIでこれらの作業を行いたいものです。 一部のサイトであればAPIが公開されていますが、残念ながら全てのウェブサイトがそうではありません。 しかし、我々にはブラウザを自動操作するためのChrome DevTools Protocolがあります。 本書では、第1章でgolangを用いたCLI作成の基本、第2章でchromeの自動操作方法を解説したあと、第3章で技術書典ウェブサイトを題材としたCLI開発を実際に行うことで、ウェブサイト操作のためのCLI開発についてひととおり学ぶことができます。 golang+ChromeのパワーであらゆるウェブサイトをCLIで操作しましょう!
目次
はじめに スクレイピング界の救世主、 Chrome DevTools Protocol なぜ golang で CLI を書くのか 対象読者 参考リポジトリ 第 1 章 cobra による CLI 開発の基礎 1.1 cobra とは 1.2 hello world! 1.3 サブコマンド 1.4 オプションハンドリング 1.4.1 コマンドライン引数 1.4.2 フラグ 1.4.3 viper との組み合わせ 第 2 章 Chrome DevTools Protocol と chromedp 2.1 Chrome DevTools Protocol ( CDP )とは 2.1.1 Chrome のフラグ経由で使ってみる 2.2 cdproto 2.3 chromedp 2.3.1 DOM の textContent を取得してみる 2.3.2 Action と Tasks 2.3.3 DOM 要素を取得する Nodes Action 2.3.4 その他の Action 2.3.5 QueryOption 第 3 章 技術書典サークル検索 CLI 3.1 技術書典とは 3.2 コマンドの設計 3.3 crawl コマンド 3.3.1 カタログページからサークル情報を取得 3.3.2 サークル詳細ページから同人誌一覧を取得 3.4 list コマンド 3.5 describe コマンド 3.6 他ツールとの組み合わせによるサークル情報の検索 おわりに 著者紹介