
「――愛という言葉はあまりに無責任だ」 死んでも蘇る常識外れの種族《不死鳥族》にまつわるダークファンタジーノベル『不死鳥王国の近衛騎士シリーズ』前日譚。 【あらすじ】 いつの日か見た肖像画の君。王都騎士団所属のシャッテンは不老不死である《不死鳥族》の血の影響で長く生きられない呪いにかかっていた。己が身を嘆きながらも生きているうちに一目憧れの人物に会いたいと思い過ごしていた。ある日、王妃候補暴行事件の容疑者として疑われるシャッテン。事情聴取役として現れたのは肖像画に描かれた人物に瓜二つな美丈夫――リヒトだった。恋い焦がれる肖像画の人物と同じ容姿に戸惑うシャッテンに対し、リヒトはそれを利用して王妃候補にまつわる一連の事件の極秘調査を依頼する。 生と死の境界線、血の赤よりも濃く色鮮やかな夕暮れに映る過去の因縁。 青薔薇が咲いたとき、不器用で幸福な物語の幕が上がる――! 血生臭い夜に溺れて、雨上がりの青空を見上げる近世・近代風ダークファンタジーサスペンスBL!(全年齢向け)
仕様
著:師走幸希 イラスト:風凪ひかり ISDN:278-4-578320-03-3 判型:B6 書籍版価格:本体1500円 印刷:株式会社RED TRAIN Logotype:天宮夏実(ZINE with A) その他デザイン:師走幸希
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