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本書では、イスラーム学とイスラーム地域研究の立場から、サウディアラビアという国の成り立ちと現状を、その建国のイデオロギーであるワッハーブ派の三つの政治理念1タウヒード(唯一神崇拝)の宣教、2善の命令と悪の禁止、3イスラーム法の厳格な施行、と、三つの国家原理1ジハード(聖戦)による宣教、2サウード家の王政、3無課税財政、に照らして分析する。
なお、巻末に、小著ながらワッハーブ派思想史上最も重要な作品の一つである「人定法に裁定を求めること(Taḥkīm al-Qawānīn)」の翻訳と解説を付録として収録した。