▽あらすじ▽ 「翠くんは『ヒーロー』でしょ?」 「できるなら、あんずのこと助けてやってくれよ」 「だから、こうしてお願いに来たんじゃよ。助けて、『ヒーロー』と」 「……本当に、ごめんね」 俺の気持ちなんてお構いなしに、みんな好き勝手言って心の古傷を抉ってくる。もう、放っておいてよ――。 翠があんずに振られてから一年。未だショックを引きずる翠は、ある日友人に「あんずを助けてくれ」と頼まれるも返事をできずにいた。しかしそんな彼を置き去りにして、話はどんどん進展していく。 あんずの気持ちは? 自分の本心は? 翠は葛藤を繰り返す。 ▽pixivにて全文公開予定です▽ ----- A6 / 全132頁 / 小説