
アフリカの星-砂漠の撃墜王-上巻
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第二次世界大戦中に実在した、ドイツ空軍のエースパイロット(撃墜王)ハンス・ヨアヒム・マルセイユの生涯を描いた漫画の上巻です。
仕様
仕様:B5/表紙フルカラー(クリアPP)/92P
あらすじ
1941年9月。北アフリカ戦線で戦うドイツ空軍の戦闘機パイロットとなっていたハンス・ヨアヒム・マルセイユは、ロンメル将軍からさえも注目される戦果を挙げつつあった。 しかし彼の心は敵を墜とすたびに傷を負う。その日の任務を終えたマルセイユは、有色人種の従者マティアスとともに撃墜地点をめざして無断外出する。 「生きていてくれたら助けることもできるのに」 才能に嫉妬する同僚ルートヴィヒ・シュタールシュミットにそれを聞かれてしまったマルセイユ。同僚は彼を破滅させるため、その情報をナチス親衛隊大佐クレフトに密告する。
ハンス・ヨアヒム・マルセイユとは
第二次世界大戦中、北アフリカ戦線で活躍したエースパイロット(撃墜王)です。 ドイツ空軍に所属する彼は、パーソナルマークに「黄色の14」が描かれた愛機メッサーシュミットBf109Fを駆り、合計158機の敵機を撃墜しました。 5機を撃墜すれば「エース」と呼ばれますので、マルセイユの記録「158機」がどれだけ恐ろしいものかわかるというものです。 「ハンス・ヨアヒム・マルセイユ」と画像検索すればいまでもイケメンに撮られたブロマイドがごろごろヒットする彼。 活躍していた当時から「キャー☆イケメン!!」と名高かったようで、さまざまな女子と浮名を流しました。 そのあたりの事情は、漫画の中であまり生々しく表現するのはアレかなーと思ったので、少女漫画に寄せた解釈となっています。 しかし、妹(または姉)を溺愛していたのは事実だったようです。 敵機を158機墜とした=優に100人は超える人を殺してしまったであろう、才能あふれるエースパイロット ハンス・ヨアヒム・マルセイユ。 その事実は次第に彼を大きくむしばんでいきます。 それだけの人を殺した事実、罪悪感に、彼の優しい心は耐えられなかったのです。 しかし国を守り、愛する人や家族を守るためには、誰よりも大きな戦果をあげられる自分が戦わねばならない……。 その運命の残酷さ、悩みぬいた彼がたどり着いた結末を、ぜひとも漫画でご覧ください。
制作小話
ハンス・ヨアヒム・マルセイユの情報について、日本語資料と英語資料の両方を調べまくりました。 それでもわからないところがけっこうあって、その「わからないところ」をわたしなりの解釈で物語にしています。