松陰桜ヶ丘女子高校の二年生、野薔薇姫子と柊木音々(ねおん)は学内の名物コンビ。交通事故で現在も車椅子生活を強いられている姫子の側にはいつもねおんがいる。いずれも市内の名家でこの地域では圧倒的な権力を持っているため、教師といえども二人の行動を妨げることはない。そんな一線を超えた関係にある二人が遭遇したのは、陸上部のエースの死亡事故。だが、その現場に居合わせていた二人は事故ではないと確信し、事件の真実を暴くために行動を始める。姫子の妄想力とねおんの武闘力が意外な真相に迫る。
『カタクラクミコ』シリーズ外伝と同様の女子高生事件ものに、百合要素を加えて発表した辻友貴最新作。
文庫本 220ページ