いろづきの花
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Q. この本はなんでしょう 玉田×細見をモチーフとした小説集です B6判、二四四頁(表紙含む)、掌篇二十篇、短篇六篇収録 表紙:たまの父さん
収録篇一覧
第一部 白昼 「死に者書き」「蔵の刀」「鯉の贔屓」 「いる・いない」「下駄音」「洋画」「懐炉」 「湯の底より」「薄荷の味がする」「縫い目」 「梟」「相搏舞踊」「雪文字」「夜光の浜」 「蜜の躑躅」「破裂」「衄」「Qi」「環」「駈落」 第二部 宵 (TS描写あり) 「火炎のゆめ」 「濡れている」 第三部 暁 「光速度」 「死にたい」 「モルフィネ」 「かんざし」 「筆者あとがき」
あらすじ
這う這うの体で玉田を連れ出し、望まない相手との見合いの場から逃げてきた細見。胸中にはこの先の不安が洋々と広がるが、玉田はあっけらかんとしていた。「駈落」。 男子学生同士が身体を擦りつけ合う奇妙な遊戯、擦り遊びが流行する中、自らの性意識と自我のはざまで煩悶する細見。その苦しみの端緒には寮の同室である玉田の存在が大きく関わっていた。「濡れている」。 玉田への恋心を秘めつつ、しかし玉田とはかんざしの贈り物と共に潔く別れようとする細見。玉田には嫁に入ると定められた相手がいると知り、自身の色づいた恋をどうにか殺そうと努めるが……。「かんざし」。 掌篇二十篇、短篇六篇を収録した、玉田と細見の花のような色恋に纏わる小説集。

