センセイがあのね
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現役大学教員(センセイ)3名によるエッセイです。 【ご注意】本書には、ハラスメントや犯罪行為、社会的な不条理に関する直接的な描写が含まれるエッセイがあります。あらかじめご了承のください。
「はじめに」より
「センセイがあのね」 このタイトルを見て、心温まる交流や、知的なエピソードを期待された方がいたら、申し訳ありません。最初に謝っておきます。 私は、センセイは偉い人ではなく「ただの人間」だと思って生きています。しかし、「人間」というのは、時に恐ろしい生き物です。 日常の中で笑ったり泣いたりするだけでなく、保身のために平気で嘘をつき、他人を蹴落とし、時には法の境界線すら踏み越えてしまう。そんな業(ごう)を背負った存在でもあります。 大学という、外からは見えにくい密室。そこには、世間一般の常識では測れない、目を覆いたくなるような「闇」が確かに存在します。 この本に綴ったのは、きれいごとではありません。 センセイという肩書きの裏側で見てしまった、人間の欲望、裏切り、そして犯罪まがいの——あるいは、明確にアウトな——出来事の記録です。 可愛らしいタイトルに似合わぬ、苦く、重たい話も含まれています。 どうか、覚悟のある方だけ、ページをめくってください。
目次
燃えるような色の君/トリ 任期満了に伴い/あおむけのねこ 私が消えなかった理由について/ちいさいかに

