詩50篇。写真22枚を収録。
A5版。74ページ。
タイトル中の「リシケーシュ」はインドのヨガの聖地で聖者たちの多く住む都市。シュールな言葉の羅列に神秘学的な視界を投影した詩集。本文はマルキ・ド・サドの文学と対照的なベクトルで位置付けている。
それは宇宙以前の宇宙であるところの意識の遍満という原基、絶対的有としての無を言葉に翻訳した結果が意味を超越していたことを証しする。
日常は超自然の最中に宿っているものでその逆ではない。その日常。
言葉で築かれたユートピア。
写真は地元や旅先で撮りためたもの。