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小説を書き投稿活動をする二人の、往復エッセイと短編を掲載。 小説を書くことの楽しみや試行錯誤について、一緒にお喋りする気持ちで読んで欲しい一冊です! 本を読んで文章を書かないと、人生は空虚だ。 往復エッセイその1(沖永絢子) ずっとずっと、不安でしかたない子どもが体の奥にいて、でも、そろそろ諦めたほうがいいような気もしています。 往復エッセイその2(稲野寧) 麻里果は光の中にいるのが、スポットライトを浴びているのが似合う。 香奈はそう思っていた。麻里果が体育館のステージ上で演説しているとき、香奈はその裏の放送室でぼんやりとヒーターに当たっていた。 「まぼろしのひかり」沖永絢子 勝手に人のことを錨代わりにするな。そう言いたいような、それでもいいような、わからない。いっそ墓標になってやろうか、けれど言い返すにはもう頭が重たくて、舌がにぶく、動かない。 「甘くにこごる」稲野寧
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