オンキヨー&パイオニアイノベーションズ株式会社

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オーディオ・ビジュアル関連製品等の販売、高品質音源等のコンテンツ事業およびライフスタイル企画商品事業、セールスプロモーション、オーディオ・パソコン製品等のカスタマーサポートを中心としたCRM事業。

e-onkyo music 黒澤さんへのインタビュー

オンキヨー&パイオニアイノベーションズさんの頒布物は、以下本文に出てきますHelge Lienの「Natsukashii」の無料ダウンロードコードです。早い者勝ちの100部の限定配布ですので、ぜひぜひ本文の末尾にありますオンキヨーさまのフォームからお申込みください!

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このたび、「応援参加企業」と題しまして、APOLLOの趣旨に賛同してくださる企業さんを募集いたしました。 その一社であるオンキヨー&パイオニアイノベーションズさんに、インタビューにお伺いしました!


(以下敬称略)
黒澤: オンキヨー&パイオニアイノベーションズ株式会社 黒澤 拓
AnitaSun: 同人音楽超まとめ AnitaSun
―――― Studio NAS 秋元 宏樹(進行補助)


「オーディオ機器、ギター、音楽制作機材、音楽配信、実は全部やっている」

AnitaSun: まずは、黒澤さまの簡単な自己紹介からお願いします!

黒澤: はい、自分はe-onkyo musicというダウンロードサイトで、ハイレゾ音源のダウンロード販売の取りまとめをしている者で、オンキヨーに入ってからハイレゾの配信のみでずっとやってきた者です。 あとは、コンテンツをパックにして、ハードと一緒にプロモーションなどを考えたり、実行したりしています。 e-onkyo musicを運営するにあたり、レコード会社さんらと契約し、コンテンツを取ってくるところからやっており、データベースに登録し、現場のスタッフと連携して配信していくため、予算管理やスケジュールなどを諸々担当しています。

AnitaSun: 以前はハイレゾで配信してくれるところは、非常に少なかったいですよね。

黒澤: 今はいくつか国内でありますが、以前は少なかったですね。僕らは10年前の2005年からやっているんですけど、他のサイトは一番早くて2008年からそれ以降スタートしているって感じなんで、以前は我々くらいしかなかったですね…

AnitaSun: しかも他社さんの多くは、ハイレゾ「も」配信しているのであって、ハイレゾに特化したストアである、というところは非常に少ないですし…

黒澤: まあそうですね。


AnitaSun: 次に、オンキヨーさんという会社についてご紹介をお願いいたします。 例えばヘッドフォンですとか、音響機器の会社さんであることはみなさんご存じだと思うのですが、そういうイメージ以上にいろいろ事をされていますよね。

黒澤: そうですね、オンキヨーが創立が来年の9月で70年らしいですけども…

AnitaSun: す、凄いですね…

黒澤: 元々はスピーカーユニットからスタートして、80年代とかINTECっていう大ヒットしたコンポを作ったりですとか、その後INTEGRAというホームAVを投入したりなど、以降もオンキヨーのビジネスの中でホームAVは比較的大きな割合を占めています。 ほかは、いわゆる遊技機、車、テレビなどへのスピーカーのOEM供給もまた、大きなビジネスですね。 あとは、2chのいわゆる据え置き型ミニコンポなんかも、80年代くらいからはじまって今も相変わらずやっておりまして、ミニコンポについてはこう…あまり超ハイエンドで手の届かないものよりかは中堅クラスで良いものものを狙ってやっています。 最近になってからはポータブル関連のヘッドフォンですとか、あとはポータブルの音楽プレイヤーも先日発表したところですね。

AnitaSun: なるほど


黒澤: 企業体としては、今1階がショールームになっているんですけども、2012年からオンキヨーとギターメーカーのギブソンが資本提携をしていまして、ギブソンの100%子会社にTEAC※1があって、そこにTASCAMブランドが紐づいている。 さらに、TEACの子会社のESOTERIC、ここは超ハイエンドな2chのオーディオメーカーです。 僕らオンキヨーは今年の3月にパイオニアホームエレクトロニクスと事業統合しましたので、2ch、ポータブル、AVアンプを含めて、パイオニア商品も今は扱っています。カーオーディオはパイオニア本体に残り、DJ機材などは他社さんに買い取られていったのですが、それ以外の音系が全部オンキヨーに来ている感じです。 そのほか、ギブソンがオランダのPhilipsのオーディオ部門を買収しましたので、Philipsのイヤホンなどの国内流通もやっている、と。

AnitaSun: す…すごいですね(笑)

黒澤: はい、ほんとブランドがいっぱいあるんですけど…まあ、それらを形にしているのが、今の1階~2階のショールームです。

AnitaSun: 音系サークルなら、必ずなにか持ってますよね、これだけ広いと(笑)

―――― いや、持ってない人いないでしょう(笑)

黒澤: そうですかね(笑)

※1 TEAC・・・音楽ファン的には、主にプロユースのオーディオI/F、ミキサー、録音機器等をリリースしている「TASCAM」ブランドで有名な会社。


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ギブソン/TEAC/オンキヨーの合同ショールーム。

「最新のポータブル音響機器の世界」

AnitaSun: さて、そんなオンキヨーさんは、どういうところを目指している会社さんなのでしょうか。 例えば「ここについてはオンキヨーが一番である」といった。

黒澤: そうですね、たぶん2点あって、1点はホームAV市場。こちらはワールドワイドの市場をみても、オンキヨーのプレゼンスは大きく、いわゆるホームシアターに関してはオンキヨーが一番最高のものを届けているという自負の元にやっています。 どんどん新しいフォーマットにも対応していますし、例えばLANケーブル経由でネットワークプレイヤーとして使えたりですとか、ここをホームAVのステーションとして進化させるなどは当然やっています。
もう1つはe-onkyo musicにも関わりますけど、ハイレゾ。 これは世界でも最初期に始めてずっとやっておりまして、ハイレゾ音源というソフトをテコにして、周りのオーディオ機器と一緒にずっとやってきています。
いわゆるCDからハイレゾの時代になった時のために、よりいいものをと、90年代後半なら例えばPC向けのハイレゾ対応のオーディオボード等々にいち早く取り組み、「時代が変わっても最高のソリューションをいち早く提案します」というスタンスでやってきています。 それでまあ…早すぎた製品もあったり…はい(笑)

一同: (笑)

AnitaSun: 一方で、ネット配信以降の音楽再生環境は、どちらかというとより音質の悪い方向に…

黒澤: 音楽メディアがいわゆる蝋管からはじまって、レコードになって、それが80年代にはCDになって、MDが出たりですとか。 でもデジタル化したCD以降、それが2000年代にはmp3などになってどんどん音質を棄てていく傾向にはあって。 だからオンキヨーとしては、その流れに追従するのではなくて、ハードはもちろんソフト(音源)そのものから提案して、たとえば2005年からe-onkyo musicなどもやっていますので…そうですね、やっぱり音質を損なわない、最上の物を届けていくといいますか、オーディオメーカーとしての誇りみたいなものは持っているんだと思います。

AnitaSun: 最近の中心プロジェクト・製品は何になりますか?

黒澤: e-onkyoミュージック担当としての視点となるんですが、ポータブルプレイヤーが一番主力ですかね。2つ、オンキヨーブランドからDP-X1と、パイオニアブランドからXDP-100Rがあるんですけども、価格的にもかなり頑張ってます。
どちらもAndroidベースなのでスマホと同じ感じで使えるんですけども、ああいったスマホだと、オーディオに関する部分はかなり貧弱というか、アンプなどもかなり簡便になっているんで、そこをしっかりアンプから作り直して…音質についてはもちろんオーディオメーカーなんでこだわって作っています。
オンキヨーがハイグレードなもの、そしてパイオニアがより広く普及させるようなものという風になっていまして、オンキヨーの方はステレオの左右それぞれ別々のDAコンバーターを使っていまして、一つにまとめていないんですよね。

――――AnitaSun: へえええええ!

黒澤: そのほか、普通のスマートフォンですとアンバランスのアナログアウトしかないんですが、バランス※3のアウトも持っています。

AnitaSun: へえええええ、凄く本格的ですね…!

黒澤: 結構本格的に作っているんですね。 いまポータブル関連でとんがっているといいますか、アーリーアダプタの人にも刺さる用に作っています。

―――― お幾らくらいになりますか?

黒澤: 69,800円くらいになる予定です。 パイオニアが59,800円。 これくらいのスペックですと、今通常10万円を超えるのが当たり前になっているんで…

―――― そんななんだ! たとえばあのAstel&Kernのやつなんかは…

黒澤: そうですね、あれなんかですと、一番高いやつは50万円くらいしますから

AnitaSun: ええええ、知らない世界だ…

黒澤: 実はいまそんなことになってきてて、どんどんどんどん高いものが出てるんですけども、オンキヨーとしては価格を抑えて、まずは使っていただいて、ウチの例えばハイレゾ音源を聴いていただいたりなんかして。 いわゆる入り口になるものがあんまり高すぎちゃうとしょうがないだろうと思って、価格を抑えるよう努力しています。
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※3 バランス・・・通常の接続方式(アンバランス)と違い、LRのセパレーションを向上させた接続方法(GNDを共有しないためLRのメリハリが効く)


「ハイレゾとはなにか」

―――― 今更ではありますが、ハイレゾをものすごい簡単に説明すると…?

黒澤: ものすごい簡単に説明すると…、TVが4Kになった感じですかね。

AnitaSun: CDよりもいい音質ってことですよね。

黒澤: そうですね、要はデータ容量が大きくなって、その分CDに入りきらなかった部分が入るようになるのがハイレゾです。 具体的にどうなるかと言いますと、例えば楽器の倍音成分※4がより入るようになります。 倍音がしっかりでるということは、それぞれの楽器のセパレーションが良くなる(楽器ごとの音が綺麗に分かれて聞こえる)んですね。 奥行きも出てきますし、縦横の空間の広がりもでてくるっていうところですね。 まあ、3D感というかですね…(笑) 一方でお皿(データ容量)が大きい分どう盛り付けるか(どうミックス・マスタリングするか)っていうのもCDの時とは違う工夫が必要なので、ハイレゾ用のマスタリングも必要になります。

―――― ビートルズの音源がハイレゾでリマスターされて出ます、と言ったことがありますが、あれはどういうことなんでしょう?

黒澤: そうですね、基本的にはCDですと下20Hz以下、上22kHz以上の音を切っちゃってるじゃないですか。 一方でビートルズの時代のように、アナログ録音の場合その上下も入っています。 ですので、アナログからCD化するよりは、アナログからハイレゾ化するほうが良く、なので「究極のアナログ」みたいな感じで言われることもあるんです。

―――― なるほど、そうしますと、例えばこう「いいハイレゾ音源」というのは、どういう音源なんですか?

黒澤: そうですね、いまですとハイレゾ音源を作る環境は整っていますので、先ほどの話を踏まえて、どう盛るか…録り方もそうですが、しっかりマイキングから始まって、それこそいいのが録れてないと。 美的感覚とかは人それぞれですし、主観の話になってしまうんですけども、24bitで音楽を作った時のよさ、例えば音の分離が良くなるですとか、そういったところを活かして作品を引き立てるような作り方が必要ですね。

―――― はい、はい。

黒澤: まあ、何をもって引き立ったとするかは定義しにくいんですけども、48kHzなら48kHzなりの音の傾向があって、96kHzなら96kHzの傾向があるじゃないですか。で、どんどんどんどん数字だけがあがると、音場感(音の立体感)ばかりが広がっちゃって、音にまとまりがなくなっちゃう所もあって。
例えばクラシックで、空間を活かしてホールで録るみたいな時は、96kHzとか192kHzで録ると、空間表現が優れている分より有利なんですね。じゃあロックやポップスのような、より「バーン」という押し出し感が必要な時は、44.1kHzや48kHzの場合の方がよく鳴ったりすることもありますし。 それは、どういう音楽を作りたいかで選んでいくところだと思うんですよね。 僕の友達のスタジオなんかは、逆の方向に振り切っていて、50年代のヴィンテージの機材なんかを揃えていますし…もちろん最新のデジタル機材も入っているんですが。
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ギブソン/TEAC/オンキヨーの合同ショールーム内のスタジオ。

※4 倍音・・・例えばピアノで「ド」の音を鳴らすと、実はその1オクターブ上下の「ド」や、更に高い「ソ」や低い「ファ」など、いくつもの音が共鳴して鳴っている。 この、共鳴して鳴っている音を倍音と呼ぶ。


「『そのままの音質で』配信をする」

AnitaSun: 最近はDTMやってる方も、生バンドでやっている方も、実はみんな、録り溜めている状態だと多くの場合はハイレゾなんですよね。

黒澤: うんうんうん、そうですね。

AnitaSun: それを最終的にCDにするときに、44.1kHz/16bitに落とし込んで…それがなんか、もったいないですよね。

黒澤: そうですね。

AnitaSun: 勿論APOLLOやboothでも売れますが、なにしろハイレゾ音源専門のサイトではないので、そういう人たちの出口としてe-onkyo musicさんみたいなところが、もっと出てきていただけると嬉しいですね。

黒澤: うちだったら、(独立系のアーティスト向けの、デジタル音楽の納品サービスとして)TuneCoreさんやROUTER.FMさんなんかとお付き合いがあるので、そういったところを介して配信していただけますので、是非ご活用いただければ嬉しいです。


―――― この間、ラブライブの32bitのハイレゾ音源を配信した件などが話題になりましたが、配信するにあたって、音源はどういう状態で納品されるんでしょうか?

黒澤: 2chに変換されたwavデータがそのままやってきます。32bitなら32bitのwavファイル。

AnitaSun: 6曲だったら6つのwavデータとアルバムアートとメタデータファイル。

黒澤: そうですね

―――― マスタリングはされないんですか?

黒澤: 僕らはなにもやらないです。 我々が変に手を付けると、例えば何か音源の瑕疵があった場合に問題になります。

AnitaSun: そうなんですね! 少し話が飛びますが、録音環境って、どんどん良くなってるじゃないですか。 でも再生環境はどんどん悪くなっていて…。 マスタリングエンジニアがニコ動用に、いわば音がつぶれた状態で配信された時にちょうど良くなるような…しかも貧弱なPC用のスピーカーで鳴らした時にも音質があまり変わらないように、上下の帯域をさらに絞って作らざるを得ない状況といいますか、いいスピーカーで聞くとゴテっと聞こえるマスタリングを目標に定め、自分の心を殺しながら作らざるを得ないケースって、あるじゃないですか。

黒澤: うん、うん、うん。 少なくともハイレゾ配信をやっている僕らのスタンスとしては、現場で一番納得のいく音を作ったら、そのままのものを届けようっていうものです。 それだけにいい再生環境を整えていただく前提にはなってしまいますが。

―――― 如何にデータがピュアであるか。

黒澤: そうですね、そこが大事ですね。 そもそも始めた時の理念としては、今ネットの時代になってきているので、CDやDVDですとか、そういった媒体に入れずにそのままを届けられる時代なので、できたものをそのまま届けるサービスをやろう。 そしてそれらを再生する周辺機器もまた、オンキヨーが作っている、という。
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なお、音源をダウンロードされる場合の注意ですが、e-onkyo musicさんでダウンロードした音源をiPhoneに入れて再生しても、CDと大きな違いは出ないそうです。 理由は、iPhoneの場合は機器が48kHz/16bitまでしか対応していないためです。 一方、最近のAndroidはハイレゾ対応のものが増えているとのことです


「e-onkyo music、ハイレゾ、同人音楽」

―――― e-onkyo musicは、どんなジャンルの楽曲が売上を上げているんですか?

黒澤: 基本的にはe-onkyo musicのカタログ(取扱楽曲のこと)は、ジャズとクラシックが多かったんですが、最近は邦楽・洋楽のロック・ポップスも増えてきたところもあって、ロック・ポップスとジャズ・クラシックがそれぞれ分け合っている感じになってきたんですよ。

―――― たとえばその、年齢層でいうと高めになってきますか?

黒澤: ああ、うちは、ええ、4~50代が半分で、あとはそれ以上、みたいな

AnitaSun: カッコイイ(笑)

黒澤: 30代もいますけど、20代がちょっと少ないんです。

―――― ラブライブとか、そういうものは…

黒澤: そういった目的買いの人たちだけが少々2~30代でいらっしゃって、でも本当に目的買いなので、それ以外で買ってくれることは少ないですね。

―――― といいますのも、ランキングがすごい面白くて…

黒澤: 変なんですよ(笑) 人気のアニソンが出るとわーっと出るんですが、2週間くらいで下がってくる。 一方でこのクロノトリガーのアレンジは、ずっと売れてるんですよ。 ながいですね。

AnitaSun: APOLLOに登録してくださっているような同人音楽の作家さんは、特に生演奏主体の人たちには4~50代の人たちも実は結構多いんですね。

黒澤: (実際に音を聴きながら)へええ…

AnitaSun: でもこういう人たちの出口がM3ですとか、一部コミックマーケットに出たり、あとはAPOLLOにも出していただけたりしてるんですが…こういう人たちの本来の出口(音楽ジャンル、リスナー)って、正にe-onkyo musicさんじゃないですか。

黒澤: これは確かにそうですね。

AnitaSun: こういった人たちに、もっとe-onkyo musicさんみたいなところが広まってほしいですね。

黒澤: e-onkyo musicなんかもそうなんですが、ハイレゾ配信ストアというのが、まだ当たり前の流通としてちょっとまだ認知されていなかった、というところはあると思うんですよ。 それが今はもう少し認知していただけるようになってきて、今はカタログ数も大分増えてきましたし、ユーザ数も増えてきましたし… 「いわゆる尖がった人しか使わない」ものではない、次の段階にいま行けつつあるのもしれないので、そうするとここで配信していただけるようになるかな、と思っています。

―――― ズバリ、普及が難しいジャンルじゃないですか。 MDがどうしてあんなに普及したんだろうと言いますと、単純にカセットの代わりだから、というもので。 一方で、ハイレゾは聴くものであって、録音するものではないですしね

AnitaSun: そういった意味では、いま年齢層の高い人達向けの音楽をやっているけど明確な出口がない人達、しかもその中に商業レーベルに一切所属していないアーティストさんたちがいっぱいいるので…

―――― 可能性はあるかも知れないですよね。

AnitaSun: まさに本来ここですから。

黒澤: プラットフォームとして置いといていただければ、在庫管理は僕らがやりますんで、あとはいかにこう…結構みんな耳が肥えてるリスナーが多いので、彼らを納得させるような音源を。 それこそ制作に時間掛けてもらって、流通はこっちがやりますので、どんどん使ってほしいですね。 実はe-onkyo musicは、レコードやCDにクーポンをつけられる仕組み自体はもっていて、で、実際レコード会社と組んで、例えばアナログ盤を買ったらクーポンコードが付いていて、ハイレゾ版のダウンロードはe-onkyo musicでできる、という仕組みもやりはじめてるんです。 そして、誰でもそれを自由に発行できるといいなと思って、システムだけは一応作ったんですよ。

―――― それ、最近のクラブ系の人たちでもブームですよね。 やりたがる人達いっぱいいますよね。


AnitaSun: さて、最後の質問です。 e-onkyo music はこれからどのようにしていきたいとお考えですか?

黒澤: e-onkyo musicは、作る側が精魂込めて作った最上のものを、そのままクオリティロスすることなくお届けする、というプラットフォームとしてやっていくのが信条なので、それはこれからもやって。 また、これまではPCでアクセスして、という手続きが必要でしたが、これからはもっと簡便に、いまはモバイルの時代でもあるので、ポータブルプレイヤーからダウンロードして、そのまますぐに再生ができ、あとは家においてあるNASに自動でダウンロードされるですとか…と、そういう感じで。
一方でマスターを聞くところまでの障壁ももっと少なくして、少しでもいい音を聴く環境を簡便にしていく努力はしていくんですけど。 あとはもう、まだ形にはできていないんですが、e-onkyo musicは沢山のサンプリングレートのPCMがあり、一方でDSDなんかもあり、沢山のフォーマットがあるんですが、その分いまは使う側にリテラシーを求めるサービスなので、本当にもっと一般に普及するには、(クオリティを担保しつつも)本当に何も考えずに聴けるところまで落とし込まないといけないと思っています。

――――AnitaSun: ありがとうございました!
Img5 ショールーム内に横山健さんのサインを発見!

ということで・・・・本文で紹介されましたHelge Lienの「Natsukashii」、黒澤さんにとっては「この曲があんまりよかったので、ドイツの権利元に連絡して、契約した」という思い入れのある曲だそうです! この「Natsukashii」をダウンロードできるクーポンコードを、今回はオンキヨーさまが無償頒布します。 早い者勝ちの100部の限定配布ですので、ぜひぜひお早めに下記のフォームからお申込みください!

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応募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。