ナイトフィッシュ
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J.GARDEN45新刊「ナイトフィッシュ」 小説/A6/80P インディーズバンドのボーカルが亡くなった話です。 死別ネタ苦手な方はご注意ください。 夏の日。 インディーズバンド「ザ・ドロップカーテンズ」のボーカル足柄が事故で亡くなり、遺されたメンバーが足柄のアパートへ集まることになる。その当日、新入りメンバー吉見の元へ「ナイトフィッシュより大切なお知らせ」というメールが届く。それは吉見が過去に在籍していたバンドの解散の報であった。 吉見はナイトフィッシュから逃げるように東京へやってきた。忘れたい過去を思い出させたメールは「夜を泳ぐ魚は、それだけで幸せでした」という一文で閉じられていた。 その言葉を聞き取った札井のこと、足柄のことを吉見は考えてしまう。 夜を泳ぐ魚は、それだけで幸せだったのか。