❖本作は『株式会社KADOKAWA』及び『株式会社アークライト』が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 (C)KADOKAWA/アークライト 「最後の入居者」 推奨技能：聞き耳、図書館もしくはコンピューター 準推奨技能：オカルト、医学 所要時間：1,2時間～ 現代日本想定シティシナリオ。 ソロシナリオではあるが、NPCをKP側NPCに変えてのタイマンシナリオ、2PLシナリオへの改変可能。 収録内容：本文38頁(PDF)、情報まとめtxt、本文txt、MAP画像、トレーラー画像2枚 ※本シナリオはC95にておまけとして先行配信していたシナリオのDL販売版となっております。C95にて「少女蜜告」をご購入いただいた方は、DL素材の中に「家呪」も入っておりますのでご確認下さい。 探索者は最近家を探していた。 転勤、転校、はたまた通勤通学の都合……。 もしくは、神話的事象も理由となっていたかもしれない。 家を探してはいるのだが、条件に合う家は無く途方に暮れていた。 そんなある日、あなたの知人であるNPCが一軒の貸家を見つけてくる。 条件は非常に良い。 駅まで少し遠いものの、大通り沿いであり、近くにはドラッグストアやコンビニなどもある。 備え付けの家具まであるようだ。 そして、家賃もかなり安かった。 大家も人格者のようで、会話していて悪い気はしないだろう。 最近時折あるらしい「お試し入居」をすることを探索者が決めるまでとんとん拍子で話が進んだ。 なんでも楽しそうだからとお試し入居の期間、NPCも一緒に住むことになったりと――そんな、少しわくわくした感覚。 その家はとても良い家だった。 探索者がその日、怪異に遭遇するまでは。