あんさんぶるスターズ
朔間凛月、瀬名泉の義兄弟小説です。
124ページ、文庫サイズ
【あらすじ】
小学校の卒業式の日、パパには別の家庭があったと知らされた泉。今まで自分の信じていた家族が偽りのものだと心を塞ぐ。一方、その、翌日。父さんと母さんが離婚すると告げられた凛月。突然訪れた母親からの裏切りに心が追いつかないうちに、新しいママと弟だという人物が現れる。次第に兄までもが自分を裏切り、環境に馴染めずやり場のない苛立ちが募る。
思春期真っ只中のふたりが行き着いた鬱憤の矛先、それが凛月/泉だった。拳で、言葉で、互いを傷付けあい、時には快楽を求め、依存し合いながら成長していく。そんなお話。