ポルとルズアの二重奏
- 1,200 JPY
文庫本・450ページ・長編小説 2019年1月20日の関西コミティアで頒布した文庫本です。創作本編「ポルとルズアの二重奏」の第一章を収録しています。
あらすじ
王国一のレディ「赤い歌姫」が殺された。 彼女の屋敷に残されたのは、双子の娘――次期歌姫メルと声なき少女ポル、そしてある晩ポルが母の部屋から見つけた、怪しい「魔術書」だった。 「魔術書」をたどって母の死を読み解き、自らの声を手に入れるため、ポルは貧民街に住む盲目の少年ルズアと旅に出ることを決意する。一方でメルは、母のいない屋敷と歌姫の地位を継ぐことを心に誓う。 二人の娘は母を殺した人物を見つけ、王国の闇から生まれ育った屋敷を守ることができるのか。