わたしは21歳の頃に突然、ホームレスになりました。 父の早期退職、両親の離婚、母の債務整理など、今考えてもなかなかに大きな試練だったと思います。 当時、わたしの家族は両親とわたしの3人暮らしで、お互いが助け合うことなく、それぞれが自分自身のことだけしか考えられない悲惨な状態でした。 これを書くことでわたしを含めて家族が恥ずかしい思いをするかもしれませんが、わたしが当 時「どんな思いで生きていたか」をあなたと分かちあい、少しでもいいのであなたが生きる希 望になって欲しいと思います。 この本では一家離散を経験し、ホームレスになったわたしがどのように15年を過ごしてきたか を書きます。 最初に断っておきますがわたしは今、家族の誰をも恨んではいません。 あの時のわたしたちの選択は正しかったのです。 両親は離婚し、父は家に残ると決めたこと。 母は家を出ること、借金を整理すること。 わたしは家を出て住み込みで働くこと。 飼っていた犬や猫たちも死にました。 わたし達は動物と暮らす資格もないと思いました。 それでもあの選択は正しかったのです。 今考えてもあれ以上の最善の選択はありませんし、愛情が通っていない家族が共に暮らすこと はやはり不自然なことだったのです。 今、家族で悩んでいる人がいればぜひ読んでもらいたいと思いますし、悩みがある人は相談してもらってもいいです。 Twitter:hitoshinakae12ではDMも可能ですし、人生は悪いことだらけじゃなく、むしろ面白いことの方が多いってことをお話しできたら嬉しいです。 一度きりの人生をみんなで楽しもうぜ〜！ 本を購入してもらったお金は小樽を盛り上げるために人を呼ぶセミナーなどの運転資金にさせてもらいますね！ 次の人にチャンスを渡したいと考えています〜！！