CMYK環境から非PSプリンタ出力用カラープロファイル
- 0 JPY
プリントアウト用のカラープロファイルです。 CMYK対応アプリケーションからPostScript非対応プリンタへ出力するときに適用します。 写真、描いた絵 画面で色を見ながら作業 ⬇ 紙に出力 画面に近い鮮やかさ
利点
原色のベタ出力が可能になります。 (C100%など) 原色のハイライトのアミ点が飛ばずニゴらず出力できます。 (C1%など) プリンタドライバのプロファイルより、色が鮮やかに出力されます。 高価なPostScriptプリンタを買わずに済みます。
ファイル名
CMYK→非PSプリンタ出力用.icc CMYK→非PSプリンタ出力用(50%→80%).icc CMYK→非PSプリンタ出力用(CMY50→80、K50→70).icc CMYK→非PSプリンタ出力用(CMY50→80、K50→60).icc CMYK→非PSプリンタ出力用(CMY50→85、K50→62).icc CMYK→非PSプリンタ出力用6.icc
見方・選び方
カラーチャートの出力などで確認します。 データの50%の数値が50%相当より薄く出力される場合、「50%→80%」を使ってみます。 データの数値50%部分の出力結果が50%相当に見えるように、カーブで上げています。 Kのみが薄く見える場合は、「K50→70」などを使ってみます。 4色重なったリッチブラックになってデータ上のK100%よりK90%のほうが濃く出る場合があるので、Kのカーブだけ微調整しています。 「6」は、プリンタ本体側で濃度を「C上げMY下げ」にした環境向けです。 CMYKデータのKグレーはカラープロファイルの影響を受けません。画面のRGB色数値がプリンタへ送られてCMY掛け合わせの赤っぽいグレーで出力されるので、プリンタ本体側の設定でシアンを上げてマゼンタ・イエローを下げて、ニュートラルグレーに近づけています。
使用手順
作業時 アプリケーション CMYKモード+Japan Color 2011 Coatedのカラープロファイル ⬇ プリントアウト直前 このカラープロファイルを指定 表示がRGB蛍光色になる ⬇ プリントアウト画面 Adobe RGBを指定 プリンタドライバ「カラーマッチング」オフ ⬇ 紙に出力 ⬇ グレーバランス調整 プリンタ本体側の設定でCを上げてMYを下げる 【印刷】家庭用プリンタからCMYKデータをベタで出力 https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=70815116 【印刷】家庭用プリンタからC1色100%で出力する方法 https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=69730855
入れる場所
Windows Windows¥System32¥Spool¥Drivers¥Color macOS ライブラリ/ColorSync/Profiles 使うアプリケーションの指定フォルダ
免責事項
完全なベタで出力できない色があります。 カラープロファイル作成時でRGBで255や0の数値を指定しても、253や1のような数値になる色があるから。原因不明。 出力物には1%程度の小さいアミ点が出ます。 プリンタの構造上、条件で色が変わります。 気温、湿度、本体の温度、1枚めと1000枚め。 カスタムカラープロファイルを作成可能な人は、ご自身でカーブの数値を指定してみてください。 データ上のKグレーは、CMY掛け合わせで出ます。 画面のRGB値がCMYで出るためで、K・グレーのトナー/インクは制御できません。 R127G127B127などの数値をK50%で出力するプリンタドライバのプロファイルを使うと、CMYがベタで出力されません。 6色インクジェット機のような場合、自然な階調が得られないかもしれません。未検証。 例:C100〜20%=シアンインク、C19〜1%=ライトシアンインク。
検証機
OKI COREFIDO 2 C811dn LED・トナー4色 上質紙55kg マイクロスコープでアミ点を目視