後天性にょたというか、水をかぶると女になる設定だけ受け継いだ らiんiまパロです。 悲劇的伝説の泉ではなく組織の残党科学者がつくった怪しげな薬をあびて、 水をかぶると女に、お湯をかぶると男にもどる体質になった零君。 そんな事情を知らないだろう赤井に、女性の『レイ』として接近する。 赤井ならすぐ正体を見抜くと思っていた。 「どうした、その恰好」と驚く顔が見たかった。 しかし予想に反して赤井は、レイ＝降谷と気づかない。それどころか、こともあろうに口説いてくる。 「お前、こんな、ちょっと顔がかわいくて、胸が大きいだけの女が好きなのか」 てっきり赤井は僕が好きなのだと予想していた降谷は、激怒した。 必ず、かの女ったらしの男を骨抜きにしたあと、「お前がくどいていた相手は僕だ」と鼻を明かしてやろうと決意した。 しかし薬『クマノミ』には予期せぬ副作用があったようで―― あらすじから分かるようにラブコメです。 一瞬シリアスにみせかけますがシリアルでハッピーエンドです。