短編小説集「午前5時のキッチン」
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[形式など] 文庫判/148ページ [あらすじ] 遠征中に嵐に遭い、大村湾に浮かぶ離島に避難した龍田と駆逐艦たち。手持ちのお弁当を分け合うものの、卵焼きの味で意見が分かれ……(『きみは半熟、卵はたまご』)。 呉に寄港した古鷹に呼び出され、料理の練習に付き合うことになった青葉。しかし、なぜかふたりの会話は噛み合わず――? (『カツレツウィロー・カワラナデシコ』)。 大規模作戦のさなか、横須賀の留守番を任されることになった鳳翔。ひとりで夕飯の支度をしていると、思わぬ人物が彼女を訪れ……(『今日はずいぶん静かな廊下』)。 わたしたちはあたたかな湯気に誘われて、そうしてきょうも扉を開く。みっつの鎮守府で紡がれる、むっつのささやかな物語。 台所と食べ物と、艦娘にまつわる短編集。 [サンプル] Pixivにて本文のサンプルを公開しております。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11611265