おににともしひ
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#4「おににともしひ」 A5/44p 2019.09.15発行 "灯"をテーマにした短編小説合同誌 六年生・五年生・兵庫水軍 中心
収録内容
おににともしひ ―――― 乱太郎・きり丸・しんべヱ お出掛け準備をする乱きりしんの話 「きりちゃん、準備出来た?」 ともしび、ひとつ ――― 舳丸・重 海に呼ばれた重を繋ぎとめる話 もはや海の色しか映さぬその瞳は、結びが解かれた証か。 釜戸の火 ――――― 潮江・立花 潮江が仙蔵に夜食をふるまう話 「そこに座っていろ。寝るんじゃないぞ」 ともしび、無くとも ―― 不破・鉢屋 顔を見せない鉢屋の話 「灯りを、つけないでくれないか」 きみはひるなかの ――― 食満・善法寺 夏草と土と伊作と留三郎の話 「へえ、桃か。僕もおこぼれに預かっていいの?」 ともしび、届かず ――― 七松・中在家 行く先の闇を、束の間の星灯りが照らす話 「そうか。見上げたこの空を、私は覚えていても良いのだな」 星垂れる夜を往け ――― 潮江・立花 かつて蛍を見に行った仙蔵の話 「まるで、夜空の星がここまで落ちてきているみたいだ」 ともしび、ふたつ ――― 乱太郎・善法寺・雑渡 ほおずきの灯りをしるべに闇を行く話 「黄昏時には、よくないものが出るからね」
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