追憶のシャーロック・ホームズ-ワトスン博士最後の告白
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【おしらせ】 ☆サークル直販を再開いたしました☆ * * * ☆オフセット版復刊いたしました☆ 少し長くなり恐縮ですが、あらすじやレビューなども掲載させていただきます。ごゆっくりご検討ください。 * * * “「シャーロック・ホームズの墓はどこにあるのか?」 私は何度聞かれたことだろう。それはけっして見つからない所、とだけ申しあげておこう……” 自らの死を予期したワトスン博士が初めて明かす、 名探偵ホームズ若き日の無謀な冒険、そして二人の秘められた友情の物語。 耽美風パスティーシュ(贋作小説)。[R15] ◆2004年にコピー同人誌として刊行し、ご好評いただいた 『シャーロック・ホームズの違法な冒険』改題・改訂版です。 2012年よりkindle版を配信開始し、紙版もしばらくAmazonにて販売させていただきましたが、品切れ後紙版はBOOTHオンデマンド版のみの扱いとなっておりました。このたびオフセットで復刊いたしました。 (オフセット印刷/フルカラー表紙/2段組/表紙込み88ページ+カラー口絵2ページ) * * * ■pixivサンプルページ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1710429
あらすじ
ホームズ二十九歳、相棒の医師ワトスン三十一歳のある日、競売社の倉庫からメサイアの瞳と呼ばれる宝石が消えた。奇妙なことに、現場には盗まれた宝石よりも高い値のつく絵画が置かれていた。 シャーロック・ホームズは捜査のため、陰で男色家と噂される貴族に近づく。ワトスンはその捜査に異様な不安を覚え、それは自らへの不安につながる。事件はゆくゆくホームズと呪われた絆で結ばれる、ある人物にもつながっていた。
目次
―カタラス詩集より― 資料画像『聖イレーネの介抱を受ける聖セバスチャン』 ジョン・H・ワトスンによるまえがき Ⅰ ハイアムズ卿 Ⅱ ことのおこり Ⅲ 聖イレーネ Ⅳ 真相 Ⅴ 競売屋と贋作画家 Ⅵ 青柳館 Ⅶ それから 結び 作者あとがき
(コピー誌版『シャーロック・ホームズの違法な冒険』レビュー)
全体が翻訳小説体裁のパロディのため、「原題」と想定して表紙にデザインした「Recalling Sherlock Holmes」のタイトルでご紹介いただきました。 【恋するような友情を】 ドイルが努力して女性向けホームズを書いたら、という体で創作された贋作小説です。ホームズが活躍したビクトリア朝は同性愛が法律で禁じられていたのでわざわざ「違法」としたわけですね。でも性描写はほとんどありません。そして本文は日本語で書かれています。 しかし、この日本語が訳文独特の、日本語として考えると今一つこなれてない固さが残る文章で書かれていて、つまり原文の英語での言い回しがぼんやり想像できる感じを上手く再現してあって驚きました。 ストーリーの細部も実にそれっぽいです。 ホームズに対する感情が友情なのか恋愛なのか、時代を反映しつつ苦悩するワトスンの出した結論も非常に納得。手作りの凝った装丁にも確かな原作への愛情が感じられました。 --『コミックEXPRESS』(2006/06/13)
amazonレビューより
☆☆☆☆☆非常にバランスのとれたパスティーシュ 2013年12月18日 める 様 形式: 単行本(ソフトカバー) 解説にもあるが、所謂「女性向け」でありながらその要素すらストーリーの一部に過ぎず、話に破綻がない。パスティーシュならではのキャラクターと世界観は楽しめこそすれ、他のパスティーシュにまれに見受けられる押し付けがましさは一切なく、ある意味淡々と物語は進む。著者が原本を愛し、読み込み理解した上で書かれているのが伺える。文章自体も読みやすく、パスティーシュとしては文句なしの逸品。 ☆☆☆☆☆原作に混じっていても違和感がなさそうなパスティーシュ 2014年1月12日 織る子 様 形式: Kindle版 無料で上巻を読んで後、こちらの完全版を購読(プライム)。 本家ホームズを数冊しか読んでいない私だが、著者の作品への愛情と気合が感じられた。 とはいえ、勢い込んで書いたような感覚はなく、あくまで自然に紡ぎ出されたような美しさが見える。 「女性向け」「R15」と書かれているところに不安感を持つ読者もいるかもしれないが、「それ」を書いたものではなく、流れとして受け入れられる内容になっている。 人物描写を初め、ホームズの世界観にどっぷりと浸かれることのできた一冊だった。
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kindle版配信開始時に『きんどるどうでしょう』様にご掲載いただいたインタビュー記事です。作品について、ご同好へのおすすめ作品など、いろいろ載せていただいています。 きんどるどうでしょう: 「情熱的友情を愛でよう「追憶のシャーロック・ホームズ-ワトスン博士最後の告白-」を執筆した牛乃あゆみ(兼ホズマー・エンゼル)さんにインタビュー」 http://kindou.info/10281.html
電子版
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