ワンダァフォレスト・ラボラトリ
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ワンダァフォレスト・ラボラトリ
Raffaello Savant
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1 | Opening |
2 | ワンダァフォレスト・ラボラトリ |
3 | ケース1 少年ウィル |
4 | 幕間-ランタン- |
5 | ケース2 黄昏の城のヴァンパイア |
6 | 幕間-王さまとばけもの- |
7 | ケース3 修道女マリー |
8 | 幕間-稀代の悪女- |
9 | ケース4 狼少女のルー・ガルー |
10 | 幕間-嘘つき- |
11 | Ending |
12 | ケース0 黒子のバンシー |
むかーし、むかしのものがたり。 深い森の奥ふかく、めったに人もよりつかないようなその場所に、 いばらで囲まれた小さなお屋敷がありました。 そこにははっとするほどうつくしい少年が、長い白衣をひるがえし、 ランタンを持つ黒子の侍女を引き連れて、夜ごと地下へと降りていきます。 近くの村のものたちは、子どもたちによーく言い聞かせるのです。 あの研究所には行ってはいけないよ。 きれいな顔をした博士につかまって、恐ろしい屋敷の住人のえさにされてしまうから。 あなたは、その博士の助手になるために、馬車を乗り継ぎ長い道を経て、 ようやくその森にやってきました。 暗い夜、不気味なお屋敷の扉を叩くと、ぎぃと軋んだ音とともに扉が開きます。 そして黒服の女性が、ベール越しににこりと微笑むのです。 「ようこそいらっしゃいました」…と Raffaello Savantが贈る、朗読+歌で紡ぐちょっと不気味な物語。
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