解像度400dpiでスキャン、PDFファイル、2.41MB、A4サイズ推奨、1枚 ※サムネイル画像の「サンプル」の文字は入りません。 --------------------------------------- 深夜1:30、形ばかりのパトロールをする警察のエアカーが低空をノロノロと走っている。 彼は人目を避ける為、大通りから一本裏路地に入った。 そこはゴロツキ、ジャンキー、立ちんぼ等がいる治安の悪い地区 お客にあぶれた立ちんぼが通り過ぎざまに酒と煙草で焼けた喉からシャガレタ声をかけてくる。 ♀「お兄さん、遊ばない？」 R「売春行為は違法だぞ」 ♀「チッ、ロボットかい！　チンポ無しには用はないよ！」 客にあぶれた立ちんぼから八つ当たりの罵声が彼に向けられ始めた・・・。 彼は無益と判断しモードを”無視”に切り替えた その時、足元から声が聴こえた。それはこの街には似つかわしくない澄んだ、幼い娘の声だ。 A「おぢさん、迷子?」 R「ん?、こんな時間に子供がなにをしている?」 A「ママを待ってるの・・・」 R「一人でか?」 A「銀シャリと一緒よ、この子」 振り返った女の子の後ろに白っぽい野良猫が一匹いた。