【炭善小説】パン屋の家庭教師
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※キメツ学園ベース/現パロ/年の差/その他捏造あり 善逸が大好きな小学生炭治郎と なりゆき家庭教師の高校生善逸のお話。 「パン屋の家庭教師」（ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11449079 ）を少しだけ手直しし、本編終了までにあった短いお話をいくつか付け加えた簡単な再録集。 2020/01/12 日輪鬼譚5新刊 A6/40頁/500円 pixivのサンプル頁はこちら→（ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12174403 ）
書き下ろし一部抜粋
それは炭治郎が小学五年生の春の出来事だった。 学校がお休みの日。公園に遊びに行った禰豆子と六太を迎えに行った炭治郎は、夕焼け小焼けが流れる公園の滑り台の階段の前で、 「なになにもうなに⁉ 君どこの子⁉ 嫌ァ食べないで⁉ 美味しくないからおうち帰ってご飯食べておいで⁉ 絶対その方がいいから‼」 盛大に、それはもう近所迷惑なほどに泣き喚く、明るい髪色をしたお兄さんに出会ったのである。
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