
現代の企業における経営課題であるガバナンス、リスク、コンプライアンスの3つの柱の内サイバーセキュリティはリスクを担う。そしてCTFはそのサイバーセキュリティにおける「リスク」の痕跡を見いだす実践的スキルである。 いかに素晴らしいポリシーでも現場での実施者がいなければ意味がない。 実はCTFは企業の経営課題を解決する現場に必要とされるスキルに結びつけることができる。 そのためにキーとなるのはシナリオ構想の力と高い倫理観を行動規範として実践するためのマインドである。内外の不正のもたらす痕跡を見出し、そこから導き出される最悪なシナリオに備え、リスクに毅然として粛々と立ちむ向かうそんなセキュリティエンジニアを組織内に育むこと目指して欲しい。