ファミリーレストランに盛り塩は似合わない
- 500 JPY
まさみのオリジナル小説短編集です。 ホラー、ヒューマンドラマ多めです。 「ハンムラビミコトノリ」 ……執行を目前に控えた死刑囚が看守に語るプロの死刑囚の条件とは? 「水子のココロ」 ……生理痛に悩む友人の付き添いで婦人科兼産婦人科の病院を訪れた女子中学生は、水子の霊を見るのだが。 「ファミリーレストランに盛り塩は似合わない」 ……妻子に逃げられたパチプロ三十路無職と予備校生の青年とその他。 ゾンビウィルスが蔓延する世界で、ファミリーレストランに取り残された人々の群像ドラマ。 「匂いには残滓がある」 ……彼氏と別れた女性の煙に巻かれた憂鬱な独白。 ……「happy birthday」 長期の冷凍睡眠から目覚めた少女・白雪。 彼女を出迎えたのは担当医師を名乗る男。 彼の話によるとここは地球を遠く離れたホスピス衛星であるらしいが、長期の冷凍催眠の後遺症で白雪の精神年齢は無垢な幼女の頃に後退していた。 ……「七回転んだあとは飛べ」 「一生のお願いは乱発するもんじゃない。大事な時に切り札が尽きるから」 自称パチプロの父親の離婚後、バリキャリの母親に育てられた女子高生・真澄。 ある日パンデミックが発生、街はゾンビがあふれる地獄に。 真澄は昔ゾンビ映画を観た際に父親から授けられた知恵を頼りに、逆境を切り開いていく。 表紙/ダイ街さま(https://skeb.jp/@glaa_da)
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