■あらすじ■ 　孫策と陸氏の確執に苛まれていた陸遜は、暗殺の機会を狙い孫策軍の兵卒として戦い続けていた。 　周瑜にその叛意を指摘されたことをきっかけに復讐の矛先を周瑜へと変えた陸遜だったが、次第に孫策への恨みよりも周瑜への執着が増してゆき、とうとう周瑜を呼び出し剣を突き付けて彼を傷つけようとした。だがそんな陸遜の口から零れた言葉は周瑜への愛の告白で……！ 　思い込みが激しく空回りしてしまう陸遜と、そんな彼に困惑しながらも穏やかに成長を見守る周瑜とが、静かに少しずつ恋をはぐくんでゆく話。