『ごちうさ』の「世界」は、不思議で、（悲しいくらい）不条理で、また「キラキラ」しています。この不思議ですてきなセカイの秘密を、「旅行」編（序盤）を主な題材に、「世界に対するわくわく」・「魔法」・「運命」といった概念を手掛かりに読み解きます。過去から未来へと繰り返される「世界」のなかで、チノ達はこれからどう変化していくのか？その姿から私たちが受け取るべきメッセージとは？／チノ達が旅に出る理由、滞在先の街やホテルと木組みの街やラビットハウスとの関係、ココア達が道に迷うことの意味、新キャラクターたちのこと（双子、支配人…）／「わーいわーいトライ！」他キャラソンや、６巻の一部についても読解します。B5・68頁・C95本・シリーズ第４弾。 ★おまけ：C96で配布の無料ペーパー「補遺」も付けておきます。（コミックス８巻中盤あたりについて）