『星に願った少年は』 A6文庫/カバー付き/本文124頁 1000円/一次創作小説 第四回文学フリマ京都で出した小説本。表題作「星に願った少年は」を含む短編4作を収録。同イベントで配布した、無配のポストカードも同封予定。 日常の、“少し不思議”に目を向けて。少年少女たちと、不思議な出会いが織りなす、切なくなるような、哀しくなるような物語――。 今回は少々ビターな結末が多めです。 【収録作品】 一次創作短編小説を4本収録。過去に書いた作品のリメイクになります。 ・「鎮魂花」 概要：夏と少年と幽霊の話。 道端で偶然老人の幽霊と出会った少年は、なりゆきで彼の未練を解決するために奔走する。 ・「かくれんぼ」 概要：夕暮れと少年と少女の物語。 主人公の少年は、母校の取り壊しが決まったことで過去のワンシーンを回想する。それは、誰にも言えなかった過去の過ち。 ・「死神が見ていた物語」 概要：見届けるモノと見送られる者の物語。 死神は病室の隅で、その老婆の終わりの時を待っていた。そして、その時は訪れて――。 ・「星に願った少年は」 概要：少年と、一夜の奇跡の物語。 冬の夜空の下。流れ星とぶつかった主人公は、「星の子」と名乗る不思議な少年と出会う。彼と話をするうちに、嫌な思い出が脳裏をよぎり――。 【その他】 表紙イラストはHP「月とサカナ」様よりお借りしました。（http://snao.sakura.ne.jp/） ※今後のイベントにも持ち込み予定有。中身や実物を確認したい方はそちらを待ってください。 【更新履歴】 2020.1.19 イベントにて頒布(奥付に発行日記載) 2020.4.28 BOOTHページ公開