ある日、与一は目覚めた。 ただし、過去の事を思い出せず、自分が与一であることと、その戦闘の体の記憶しか持っていなかった。 そして与一は『完全なイミテーション』として、ただただ淘汰されるだけで自我も持たず放浪するものとして生まれたはずが 自我をもって活動できるようになった者だと教えられた。 偽物としての自分はなぜ武器を取らなくてはいけないのか。 なぜ戦わなくてはいけないのか。 それの不安と葛藤を胸に抱き・・・ マスター、ムラマサ、アスクレピオス、そして与一は とある村に異族調査、防衛のために向かうのであった。 ―――― この本はコミックマーケット98にて頒布予定だったものです。 しばらくイベントに参加することができないので、何かしらで発信出来たらとおもい作りました。 それの電子書籍版です。