なぜ、その少女は傷つきながらも戦うことを選び続けられるのか

少女アークは、大帝国の姫ながら国外の田舎で生まれ育った在野の皇女である。 無謀で、軽率で、一生懸命で、未来視の魔法使で、やがて種族をかけた戦いに臨むこととなる彼女の旅は、父皇太子の宿痾、炭化する病の癒やしを求めて始まった── 彼女は戦う。誰かを悲劇の舞台から降ろすため。 彼女は傷つく。いつも思い通りにできるわけじゃない。 《血塗れ聖女》スイージュ、《永遠の守護者》たちは問う。 「本当は何がしたい？」 運命の娘シアセスが告げる。 「それがあなたの望み」 これはひとりの少女が 挫けても立ち直り 転んでも起き上がり 疲れて泣いても立ち上がり 勇気ひとつを手に走り続けていく物語。 ＊ 「小説家になろう」でも大部分が読めます。 どうぞお読みください。 https://ncode.syosetu.com/n0736fz/