オリジナル百合小説です。 B6サイズ/￥700/本文104P 『屋上、そこが私の居場所になった』 金髪にピアス、指定外のカーディガンに校則違反のミニスカート。授業にも出ない問題児の細川みちるは、寒空の下、いつもの場所――屋上で昼食を取ろうとしたが、そこには先客がいた。 真面目で才色兼備な優等生のクラスメイト。 どこか偽物のような笑みを浮かべる彼女が口にしたのは、思いもかけない言葉だった。 「男の人ってさ、なんであんなにセックスしたがるんだろう。セックスってさ、そんなに必要なのかな」 その言葉でよみがえるみちる自身の過去。 たったひとり、身体の一番奥まで触れたあのひとのこと。 屋上で交錯する少女たちの想いの行方は――？ それぞれが抱える過去と、動き出すこれからの物語。 2020/5/18～5/31開催の、通販申込型の頒布イベント「Text-Revolutions Extra」の新刊です。 pixivで冒頭の5000字程度を公開中→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12988127