僕の記憶がおかしいのか?
それとも、蒼一郎の記憶がおかしくなってしまったのか?
眠兎と蒼一郎、本棚をめぐる記憶の相違。
眠兎は自分にとって有効なカードとなり得るものを探し始める。
「はこにわ」を否定する十歌と、「理想の楽園」を追い求める日野尾の対立。
少しずつ変わり始める、それぞれの関係性。
雨降る世界で、それぞれの思いが交錯する。
深川夜がお届けする、少しいびつな愛の物語、第2幕。
小さな傷を、あなたに。
小説/文庫サイズ/208ページ
カバー・帯付き/巻頭カラー6ページ
カバー装丁・イラスト/くらい様
☻2巻ご購入特典
カバーイラストのポストカードを1枚プレゼント!