『Ｍｏｎｎａ Ｌ』 A5サイズ ページ数156P　書き下ろし合計約14万字 この国の歴史は、今から五百年ほど前に「巨人歴」と呼ばれる教科書に載らない百数年間がごっそりと消えて無くなっている 現代の科学で断言できることは、記録がほぼ欠落している百数年がある、それだけ 後は辛うじて残っている僅かな文献と、真偽すら不確かな美術品と、笑えるほど何に使ったのか分からないガラクタのみ 後世で空想上の歴史と結論づけられた巨人歴時代の天才兵士、モブリット・バーナー 彼が描いたとされる数々の絵に描かれた、調査兵団と呼ばれた人々や巨人 そして彼の油絵最高傑作「ＭｏｎｎａＬ(モナ エッレ)」には一組の男女が描かれていた 調査兵団第十三代団長と一人の女性を描いた「ＭｏｎｎａＬ」という名の世界的な絵画 前世の記憶を微かに持ち愛したはずの女性「Ｌ」を探し続けるエルヴィンと、前世の記憶など無く、穏やかに町の人気洋食屋を一人切り盛りするリヴァイが偶然出会った時、絵に隠された巨人の世界を生き抜いた人々の思いが少しずつ紐解かれていって… 相変わらずの超ハピエンです こうじょうちょうが一年以上エルリが転生したのなら、と言うテーマに向き合った結果のグッツグツに煮詰まった感じのこうじょうちょう的エルリになっています https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13473242