天気管 (「私を飲んで!」レッドチェリー)
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※蓄光ではありません。ブラックライト・UVライトを照射中にのみ発光します。 【材質(主だったもの)】 ガラス瓶 【サイズ】 高さ約13cm 【備考】 彩色には布用染料を使用しておりますので、比較的退色はし難いですが、直射日光は避けて頂けると長持ちします。また、天気管自体も直射日光下では十分に性能を発揮できません。 【雑文】 ドジスンの著作を読んでおりました。無論、数学に覚えのない私はナンセンス童話しか彼の著作が読めませんもので、ワンダーランドを嗜んでいましたところ、作中可愛らしい小瓶が出て参りました。気付いた時には私の手の中に、どこかマゾヒスティックなその小瓶を模した天気管が出来ていたというお話です。これ程「誤飲注意!」と叫ばねばならない天気管も今後ありませんでしょうね。 天気管・ストームグラスとは、溶液中の結晶が見せる様子によって天気を測る、前時代的な一品です。発祥は19世紀頃、ヨーロッパの航海士等が利用していました。樟脳粉末・硝酸カリウム・塩化アンモニウム・アルコール・精製水の混合物が封じられています。 画像でご説明致します通り、水温が下がれば結晶の析出量が増える。真に科学的且単純明快なお話ですが、実のところそれ以外の要因として気圧や湿度が関係するとも言われており、一元的には説明の出来ないものとなっています。ですが恐らく、今更解明するような代物でもないために誰も研究を進めていないだけありましょう。そういった旧世代の遺物とは存外多いものであります。
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