MEHEM vol.7「最終電車極楽橋往」ノベライズ(データ版)
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MEHEM vol.7「最終電車極楽橋往」の世界をさらに掘り下げ完全ノベライズ化! これは記憶と忘却の物語。 著:柴井貫喜常 原作:ながたゆうか(MEHEM)脚本「最終電車極楽橋往」
あらすじ
人と人ならざるものの住む世界の境が、まだはっきりしていなかった頃のお話 エミを女手一つで育てた母が亡くなった。 遺品整理を進める最中、彼女が残した書物の山から見つかったのは大切に仕舞われた手紙の束。しかしその手紙は全て白紙だった。 「それは、お父さんからお母さんに宛てられたものだよ」 「白紙なのに」 「元は白紙じゃなかった、奪われたんだ何もかも」 母の古い友人、青山の言葉。母でさえも語ったことのない父の存在。 エミは青山とともに汽車に乗り込み、父を探す旅に出る。 これは記憶と忘却の物語。
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