東映版Keyのキセキ(第2刷)
- 1,500 JPY
Key作品を原作に東映アニメーションが制作した東映版『Kanon』『劇場版 AIR』『劇場版 CLANNAD』三作について、様々な書き手に寄稿していただく合同評論同人誌です。見過ごされがちなこれら三作について今一度振り返って再考することを目的としています。 論考・レビュー18記事、作品のトリビュートイラスト15点(うち10点フルカラー)に加えて、作品のファン5人による座談会前後編を収録。 タツノコッソさんの『劇場版 AIR』についてのイラストエッセイも掲載しています。 A5判、322ページの大ボリュームです。 追加のサンプル: https://twitter.com/highland_sh/status/1330837893124800513 序文: https://highland.hatenablog.com/entry/2020/11/26/004723 【目次】 ■序文 ■東映版『Kanon』 田舎の少年「二つの視点で見る、東映版『Kanon』再評価への道」 八星黄一「俺たちの「生きる糧」」 ギエろう「ラジオと、ハラハラと、音楽と、たんぽぽ」 ■資料解説 highland「東映版Key三部作」関連資料総解説 だねこ「『Kanon』ドラマCDレビュー」 ■【座談会】「forget me not -もう一つのKey三部作に寄せて-」[前半] 総論・Kanon編 中原芽衣・みら・八星黄一・わらびむ・highland - 自己紹介、作品との出会い - なぜ正当に評価されていないのか - キャラクターデザインとリアリティ - 「Kanon問題」という命題 など ■『劇場版 AIR』 グダちん「なぜ国崎往人が二番目だったのか?~家族へ~」 shirooo「『劇場版 AIR』と夏の光、その名残」 劇場版観鈴ちん「そらの辿り着いた場所」 47(京都大学アニメクリティカ)「『劇場版 AIR』と出崎統――あるいはアニメ演出業従事者の運命」 ふぢのやまい「空、あるいは「大気」」 流星の人「TVシリーズとの差から『劇場版 AIR』の魅力を語る」 流星の人「『劇場版 AIR』各シーンの演出とテーマを語る」 ■『劇場版 CLANNAD』 みら「『劇場版 CLANNAD』の映像表現について」 すとん「二つの『CLANNAD』を通して見える出﨑統と京都アニメーションの特質」 highland「人生、家族、町――原作のテーマとの差で語る『劇場版 CLANNAD』」 ■総論 わらびむ「東映版三部作はなぜKeyの正典たり得なかったのか」 中原芽衣「劇場版『AIR』『CLANNAD』の絵コンテと格闘する」 highland「二次創作として楽しむ東映版Key三部作」 ■【座談会】「forget me not -もう一つのKey三部作に寄せて-」[後半] AIR・CLANNAD編 中原芽衣・みら・八星黄一・わらびむ・highland - 出﨑作品としての『AIR』 - 翼人伝説の設定と解釈について - 古河渚のアレンジについて - 家族というテーマ など ■寄稿者コメント ■編集後記 ■トリビュートイラスト/漫画(掲載順) ・さぬきめろん(『Kanon』) ・八星黄一(『Kanon』) ・そろばん。(『AIR』) ・トミー(三作) ・なべ太(『AIR』) ・タツノコッソ(『AIR』) ・かしわ(『CLANNAD』) ・たぬきち(『CLANNAD』) ・司(『CLANNAD』) ・しばいぬ(『Kanon』) ・HAMA(『Kanon』) ・鉄棒先生(『Kanon』・『AIR』) ・ふたたん(『AIR』) ・よいまつり(『CLANNAD』) ■表紙 磯貝祐司 ■編集・組版 南々蛸 ■企画・責任編集 highland サンプルに使用させていただいたイラストは順になべ太さん、八星黄一さん、司さん、タツノコッソさん、よいまつりさんのものです。 情報は今後も随時公開します。