1127通のラブレター
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2020年11月22日ゼロ距離でみつめて4頒布です。 スペース 5号館 し34a A5サイズ 36P イベント価格500円 表紙は雪永様に作成していただきました。ありがとうございます。 降谷と風見は警察官を務め上げ、引退してから約20年後、東都を離れて田舎に引っ越し、自家栽培や料理などを楽しむ穏やかな隠居生活を送っている。ある日を境に降谷の物忘れが増えていき、風見はよく転ぶようになる。互いに歳だな、と眉を下げていた。しかし、降谷の物忘れは軽いものではなくなっていく。昔からの顔馴染みの人物の存在を忘れるようになってしまった。風見は降谷に認知症の傾向があることを心配して病院に連れて行くが、医師から原因不明の記憶障害、治る見込みはなく、悪化して行く一方と告げられてしまう。その日の夜、風見は降谷に症状を伝えると、降谷は君との思い出を忘れてしまっても思い出せるように、とその日あったことを日記に書いていくと決めたと語る。毎日毎日、その日あったことを書き連ねていくが、ついに降谷は長年連れ添った風見のことすら忘れてしまい、一日しか記憶がもたなくなる。それでも降谷は朝起きると、日記を全て読み返して記憶を辿り、降谷にとっては見知らぬ老人を最愛の人だと確認して、穏やかな一日を過ごし、その日あったことを日記に残していく。「おはよう御座います。はじめまして、降谷零と申します。あなたはどちら様ですか?」から一日がはじまり、「今日も素敵な日だった。あいしているよ。裕也」で一日が終わる。 老人化、老衰による死表現ありです。 11月10日の夜、通販予約開始します。23日以降のお送りとなります。
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