COMITIA129にて頒布した漫画集の電子書籍です。 SF、ファンタジー、世の中のうまくいかないことや、たまにあるいいこと。フィクション、ノンフィクション。それらをデフォルメし、スライムのような質感を意識して描いてみました。読んで後に何か心に残るものが描けたなら幸いです。よろしくお願い致します。 内訳としましては ひるひとと呼ばれる小さなとりの形状をしたものとその奴隷とその街を舞台にした「ひるひとシリーズ」を3編。 日記ものを2編。 フィクションを1編という構成になっています。 ------------------------ A5/64p/モノクロ ・音の石のこと ひるひとが好きな音のでる石についてのお話です。音の石は水に溶かすと音楽が聞こえてくる仕組みになっています。 ・夜のなごりのこと しろしかくまちの世界では基本的に夜は忌むべきものであり、起きていてはいけないのですが、たまに朝に夜の痕跡が残っていることがあります。そういう時のお話です。 ・うでのこと 奴隷の右腕のことを描いたものです。 ・植物の強さ ほぼノンフィクション。家の中で育てていた観葉植物を兎が壊して回ったため外に出さざるを得なかった時の話です。 ・Sunn O))) 「サン」というバンドの「Life Metal」というアルバムをサブスクリプションで聴きながら散歩に行くお話です。 ・クミちゃんはうまくいく ・会社の人間関係で心が病み退職した女性と、その友達で彼女もまた心を病み、山のような大量の自己啓発本を購入していた女性の話です。