洗濯がしたい電子レンジ、修理に出される

AI搭載の家電が浸透している世の中で、突然産声をあげる「役目を無視して己が夢を語る」機械たち。 日本のちゃらんぽらん大学生、文昭の持つ電子レンジ「アイビー」もご他聞にもれず夢を語りだす。 文昭との大ゲンカのすえ大決別をかまし、修理に出されることになったアイビー。そこにはアイビーと同じように、夢をもった機械たちが集められていた。 修理されると、夢の事を忘れるらしい。 そんな事は断固ゆるせないアイビーは、外に出て自分を助けてくれる人間を探そうと決意するが、自分ひとりでは歩くことも出来ない。 夢に向かって走れアイビー！ 第二巻。 A5/46p/400円