少女が夕暮れの海で出会ったのは自称179歳のお姉さんでした。
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海街に越してきた少女・ミドリが出会ったのは、自らを179歳だと名乗る女性・ソラ。
夕暮れの海辺でのみ叶う二人だけの静かな逢瀬。
「私は、私の色が嫌いよ」
沈む夕日。寄せては引いていく波の音。優しい時間。
悲しみに暮れるミドリの心は、少しずつ海に焦がれ始める。
これは冬に暮れ行く海町の、秘めやかなガールミーツガール。
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