『自由の翼』ポストカード10枚入り
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あるところに 不思議な絵筆を持つ 魔法使いがいました。 その絵筆は あらゆる色を自ら生み出し 何もないところに 花でも木でも建物でも 実体化することが出来ました。 一部の街の若者たちは 魔法使いに願いました。 「こんな灰色の建物だらけのところに住みたくない。 この街にたくさんの色が欲しい!」 街は土は全てアスファルトで覆われ 一部の建設会社やそのゆかりのデザイナーなどにより 建物は建設され 全て灰色に覆われていました。 魔法使いは願いを聞き入れ 赤色や青色や緑色の屋根の家を 街に散りばめました。 若者たちは喜び 再び願いました。 「木々が沢山ある自然溢れた街がいい!」 街には一部の公園以外植物はなく 食べ物は全て工場の中で生産され、田畑はありませんでした。 魔法使いは願いを聞き入れ 街に沢山の木々や果樹を出現させました。 若者たちは目を輝かせました。 でもふと沈んだ顔をしました。 「今はこうでも、きっと大人たちは作り直して 逆戻りしてしまう。」 「・・・私たちは、自由が欲しい。」 魔法使いは言いました。 「私の魔法にはそんな力はないけど、 あなたがそう思うなら出来るよ。」 若者たちは 「私たちにはそんな魔法みたいな力がないよ。」と、うなだれました。 魔法使いは言った。 「自由が欲しいと思えるなら、 あなたはそういう道を選ぶことが出来るはずだよ。 そうしてれば、それを望む仲間も増えて 必ずそういう世界は出来ていくよ。」 若者たちは自信なさげだ。 「・・・最後に君たちに贈り物をしよう。」 魔法使いは若者たちの背中に 翼を描きました。 「鳥みたい自由に飛んでみたいと一度は思ったことがあるでしょう? 私にできるのはここまでだからね。」と微笑みました。 若者たちはつかぬ間の 鳥たちの自由を満喫しました。 『自由な世界』を思いながら・・・。 この商品はpixivFACTORYで作られた商品です。サンプル画像は完成イメージのため、実物と異なる場合があります。
発送予定日
- ポストカード(10枚セット) - ヴァンヌーボVGスノーホワイト195kg(ヴァンヌーボVGスノーホワイト195kg)2025-10-21