「きみになる夢を見た。」
新人アイドルグループのメンバーとして活動する少年たちがお互いに大きな憧憬と焦燥を抱えながらふたりの関係を作っていく話。
人一倍美しく努力家でグループのセンターを務める瑞稀は、いつもそんな自分を手放しで称賛してくれる唯純の生まれ持った素質に強く憧れを抱く。容姿や歌声では説明がつかない彼の「愛される才能」に惹かれ、羨みながらも言葉にすることはできないでいる。そんな中、唯純のソロ曲が発表されたことで、ふたりの関係が大きく変化する(かもしれない)。
ライバルとも親友ともつかない少年時代の「憧れ」の感情をテーマにした青春ストーリーです。