あなたは用事があり街の中を歩いている。 ふいに、かちり、と時計の針が進む音が鳴る。 古時計の、時間を知らせる音が町中に響く。 かちり。 再びその音を聞きながら瞬きをすれば、 あなたたちの世界の色が失われた。 酷く褪せた、セピア色の世界。 自分たちの体だけが、鮮やかな色を纏っていた。 「こんなものは本当は、必要なんてなかったのです。 　必要とされるものでは、なかったのです。 　だからお願い。どうか、×してほしいのです」 ◆概要 人数　　：1-2人（それ以上でも可能） 所要時間：ボイスセッション1-2時間 　　　　　テキストセッション3時間 推奨技能：目星、機械修理/コンピュータ 準推奨 ：心理学 ロスト率：低 後遺症　：低 ・新規/継続可能 ・探索者同士の既知関係は問わない ・人の心がある探索者だと楽しいかもしれない。 ◆内容 ・PDFファイル ・情報テキストファイル ・トレーラー ・NPC立ち絵