ARBORACEOUS -for 4 Double basses- Score :　9ページ この作品で僕は、4本のコントラバスでいかに『木のような』音楽—それは僕にとって、可能な限りプリミティブな歌ということになるのだが—が書けるかということを作曲のモチーフにした。全体は五つの部分[Prelude,Song,Interlude,Song2,Postlude]にわかれている。、二つの『ソング(歌)』が全曲の核になり、主音Dと、A、B♭音が全体を支配する。ユニゾン上でのダイナミックスとアーティキュレーションの様々な効果を追求してみた。PreludeとSong、Song2とPostludeの楽章は切れ目なく演奏される。1991年に作曲。現代の音楽展’91で溝入敬三氏を中心としたメンバーによって初演された。　 パート譜は別売です そして、ついに世界が一本の木になる時 音は人の思惟の枠から解き放たれ 自然の営みの中で木の歌を歌い始める． 「木のような」－４コントラバスのための－ Arboraceous：樹木のような, 樹状の. 樹木の茂った.