インセイン「風聴病」
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普段の生活で、目を閉じる機会は限られている。 それは水回りだったり、 夜遅い布団の中だったりする。 やがてあなたが目を開けたとき、 そこに日常が映るとは限らない。 インセイン「風聴病」 ここ連日、あなたは人のクビが外れないかを気にしている。 □シナリオ情報 プレイヤー人数:二人、もしくは三人 リミット: プレイヤー二人の場合は3 プレイヤー三人の場合は2 ワールドセッティング:本当は怖い現代日本 シナリオタイプ:協力型 シーン表:「本当は怖い現代日本」シーン表 狂気:15枚 所要時間:2~3時間(PC会話量により増減) □シナリオ概要 いつも通りの日常を送っていたPC達。 しかし、その日常は突然薄黒く塗り替えられていきます。 はじまりは、 PC1が自宅トイレの中に人間のナマクビを見たところからでした。 その後、PC全員は一夜にして【秘密】をかかえてしまいます。 このシナリオは現代日本を舞台にし、 ひたすら恐怖体験をしながら不安な一週間を過ごす怪談ものです。 なお、PCハンドアウトの【秘密】は、 導入フェイズ終了時に各プレイヤーへ渡します。 □PCハンドアウト ○PC1 【使命】 あなたは奇妙な物を見て怯えている。 あなたが自宅に帰り、トイレに入るまでは良かった。 トイレの蓋を開けると、中に人のナマクビがはまり込んでいた。 長い髪、見開かれた目。マネキンよりも生々しい質感。 あなたが声をあげると、 クビは消えて赤い血が残った。 あなたはこのことを身近な人に相談した。 あなたの【使命】は、「怪異現象がない日常に戻ること」だ。 -------------------- ○PC2 【使命】 あなたはPC1から相談を受けた人だ。 正直、話が夢物語すぎてついていけない。 次の土曜日はみんなで集まる予定がある。 そこに、今回の一件が響かなければいいのだが。 あなたの【使命】は、「PC1を元気づけること」だ。 -------------------- ○PC3 【使命】 あなたはPC1から相談を受けた人だ。 にわかには信じられない話だが、 嘘を言ってるようにも思えない。 次の土曜日の予定はみんなで楽しみたい。 あなたができることはないだろうか。 あなたの【使命】は、「PC1を元気づけること」だ。 □シナリオの準備 このシナリオはプレイヤー二人でも遊ぶことができます。 この場合、PCハンドアウトはPC1かPC2のどちらかを使用してください。 使われなかったPC3はセッションに登場しません。 PC全員、親しい関係性であること、 同じ県内に住んでいることを推奨します。 性別、職業、年齢の指定はありません。 特にこだわりが無い場合は、PC全員を学生で作成するとよいでしょう。 また、このシナリオではキャラクター作成時に、 次の土曜日にみんなで集まる予定を決めてもらいます。 この予定はPC同士の会話に使うネタとして使用します。 PCの関係に合わせて自由に決めてください。 特にこだわりが無い場合は、勉強合宿する予定があった、 日帰り旅行に行く約束をしていた、 大会やイベントに出る予定だったなどがよいでしょう。 なお、このシナリオは他シナリオで遊んだPCを継続しやすい構成となっています。 その際、GMはセッション参加者が楽しめるよう、 本シナリオの改変を加えて構いません。 □配布物 readme txtファイル PL向け公開情報 txtファイル シナリオ txtファイル トレーラー画像 pngファイル